私たちが暮らす島根県大田市仁摩町の大国(おおぐに)は、その名も大国主の尊(みこと)に由来する、歴史ある美しい村です。 また世界遺産への登録が期待される産業遺跡「石見銀山」もすぐ近くにあります。 しかし近年、高齢化・過疎化により放置された里山に竹や雑草が生い茂り、荒れた風景が目立つようになってきました。自慢の産業遺跡にも枯れた竹はあちこちに折り重なり、地下茎はせっかくの遺跡を内側から破壊しているといわれます。 「竹で覆われた山は、大雨や洪水によって土砂崩れも起きる。このまま放っておいたら、私たちの美しい里山が駄目になる。私たちの手で何とかしなくちゃ。」 そうして、私たちは会社を立ち上げました。
私たちの平均年齢は62.4歳です。 竹を切る翁(おきな)と嫗(おみな)だから竹取物語。会社の名前も「大国竹取物語」です。嫌われものの竹とまだまだ頑張れる高齢者。「竹」をキーワードに、秘められたパワーを有効活用しようという試みが始まりました。